Q1. コミュニケーションがうまくとれないのでは?

日本語でのコミュニ―ションがうまくいくのかという不安をお持ちの方も少なくないと思います。外国人も同じような不安を抱えております。
解決策手立ての1つとして、受入れ側は、外国人との相互理解(文化、習慣、性格など)や対話を促す取り組みが必要となります。
具体的には、ゆっくりとわかりやすいことばで話すこと、音声翻訳機の活用(例えば、ある介護福祉施設様では10か国語を対応とする介護記録システムを利用して日本語「特に漢字」の読み書きを苦手とする外国人スタッフに対して記録業務の効率を高める機能アプリを導入)、身振り、手振りを使って正確に自分の意思を相手に伝えること、彼らが理解できる外国語のマニュアルを作成すること、出身国が同じ社員がいる場合には、彼らのサポート役としてつけること、動画やeラーニングを活用することなど様々の手法を取り入れながら徐々にコミュニケーションがとれるように創意工夫していくことが大切です。
コミュニケーションも含め、しっかりとしたサポート環境があれば、若い外国籍人材は覚えるのも理解も早く、それに応じて日本語の習得も同じく早いです。コミュニケーションが上達するにつれて仕事においてもやりがいや楽しさ、そして人間関係なども良いものへ向上しお互いの信頼関係も高まっていくことに繋がります。